日常生活において「謝る」ことってとても大切です。
日本とアメリカ、海外を比べると「謝る」の認識や文化に違いはありますが、「悪いことをしてしまって謝罪する」というパターンは世界共通です。
- 自分のミスで相手に迷惑を掛けてしまったり、
- 待ち合わせの時間に遅れたり、
- あるいはビジネスシーンでの謝罪しないといけないとき、
こんな時に「I’m sorry」しか思いつかない人って結構多いのではないでしょうか?
実は「sorry」は「ごめんなさい」以外にも様々な意味を持っていて、シーン別で使い分けが必要です。

アイムソ〜リ〜 ヒゲソ〜リ〜ってな!

Yanaさん!それいつの時代ですか!
ふざけている場合じゃないですよ!笑
今回は英語初級者でも簡単に覚えられる「sorryの正しい使い方」と謝罪の場面で「sorry以外にも使える表現」を紹介します。
sorryの正しい使い方4選

sorryには主に4つの使い方があります。
定番の「ごめんなさい」以外にも日常生活でよく使える表現もあるので、sorryをマスターしてスピーキングに活かしましょう。
ごめんなさいのsorry
sorryは謝罪で使う定番の表現です。
しかし、場面によってはsorryだけでは十分ではありません。
sorryにもちょっと手を加えてあげれば、謝罪の度合いを変えたるすることができます。
カジュアルなsorry
Sorry! / I’m sorry. / Oh sorry! / Sorry man!

Sorry man! は男性のネイティブがよく使う言葉で、「ごめん人間!」ではなく、単純に「ごめんな!」と言っているだけです。
海外に居ると良く聞こえてくるフレーズだね。
本当にごめん!のsorry
I’m very sorry. / I’m so sorry. / I’m really sorry.

これは私でも簡単だね!
この場合の「very, so, really」は対して違いはないから、自分の好きな表現を覚えておいて、いつでも使えるようにしておきましょう!
本当にごめん!をちょっと強調した感じのsorry
I’m terribly sorry. / I’m deeply sorry. / I’m certainly sorry. / I’m truly sorry.

カジュアルな場面ではあまり聞かないけど、レストランやお店などで聞く表現だね!
日本語の本当に申し訳ございませんというような響きになるよ!
何に謝るのか理由を添えるようにしよう
謝罪するときはその理由も明確にしておいた方がベターです。
sorryの後にforやto, that節を付けることで、自分が何に謝罪しているのか伝えることができます。
◾️ I’m sorry for… (過去の件に対しての謝罪)
- I’m sorry for making a mess. (散らかしてごめんね)
- I’m very sorry for this inconvenience. (ご不便をお掛けして申し訳ございません)
◾️ I’m sorry to… (今やこれから予想される件に対しての謝罪)
- I’m sorry to bother you, (邪魔してすみませんが、)
- I’m sorry to cut you off, (割って入ってすみませんが、)
◾️ I’m sorry that~ (詳しく理由を述べる)
- I’m sorry that I was very late for this meeting. (会議に遅れてすみません)
- I’m sorry that I made you wait for a long time. (ずっと待たせてごめんね)
共感を表すsorry
ごめんなさい<謝罪>とは異なり、相手の不幸に対して共感する時に使う表現です。
I’m sorryで「残念だね」というような気持ちを表します。
これを知らないと、「あっ今なんで謝るの?」ってなるので使い方を覚えておこう。

I’ve spent so much money. I’m so broke now.
(沢山お金を使ったからお金が無いよ〜)

I’m sorry to hear that.
(それは残念だね)

I couldn’t pass the English exam. I’m so blue.
(英語の試験に落ちてもうたわ、ぴえん)

I’m sorry. Do your best next time.
(残念だ、次だね!)
すみません!のsorry
sorryには「Excuse me」としても使える意味があります。
「すみません!」と言いたい時のsorryの会話例をみていきましょう!
◾️Excuse me!と店員さんを呼ぶときなど

Hey man, sorry. Can I have some table water, please?
(すみません!お水をもらえますか?)
◾️Excuse me.と相手の言葉が聞こえなかった時

Sorry? I couldn’t hear you well.
(すみません、良く聞こえなかったです)
後悔した時のsorry
後悔の気持ちを表す時も「sorry」を使います。
謝罪に近い意味になることもありますが、使い方をみていきましょう。

You will be sorry for this.
(あんた後悔すんで)
ビジネスシーンで使える謝罪

目上の人やビジネスで使われる謝罪にはどのようなものがあるでしょうか。
相手によっては「sorry」で済ますことも可能ですが、もう1ランク上のフォーマルな謝罪を覚えておきましょう。
apologize
ビジネスシーンで多く使われる謝罪表現は「apologize」が定番です。
「動詞のapologize」と「名詞のapology」の両方が使われるので、どちらの用法も覚えておくことが重要です。
文法的にはsorryと同じでforやthat節を良く使います。
◾️ apologize
- We apologize for this poor service. (粗末なサービスで申し訳ございません)
- I sincerely apologize for this problem. (この問題に関して本当に申し訳ございません)
- We apologize that we couldn’t hold a meeting yesterday due to the technical issue. (昨日はテクニカル問題のせいで会議を開催できず申し訳ございません)
◾️ apology/apologies (複数形)
- Please accept my apology. (どうか謝罪を受け入れてください)
- The local government has issued a formal apology for the air pollution. (地元当局は大気汚染に関して公式の謝罪を発行した)
- I won’t accept his apology till he returns my car. (車を返してくれるまで彼の謝罪を受け入れない)
謝罪では無いが謝る際に使える表現
申し訳ございませんやすみませんといった直接的な謝罪表現ではないが、同じように申し訳ない気持ちを表現する方法もいくつかあります。
私のせいです!
- It’s my fault. (私のせいです)
- It’s all my fault. (全て私のせいです)
- It’s your fault man! (お前のせいだ!)
私のミスです!
- It’s my mistake. (私のミスです)
- I made the mistake. (私がそのミスをしました)
私の責任です
- I’m fully responsible. (私の責任です)
- I’ll take responsibility for the matter. (その問題に対して責任を取ります)
それを言うべきではありませんでした
- I shouldn’t have said that. (それを言うべきでありませんでした)
謝罪を受け入れる、その後
謝罪を受け入れる時に使う英語表現も合わせて覚えておきましょう!
「Sorry」と言われて「It’s okay」ばっかり言っている人は、もっと他にも使える表現を学んで次に活かしていきましょう!
大丈夫だよ!一言で済ます表現
- It’s okay.
- No problem.
- No worries.
- I’m okay.
- I’m good.
- I’m fine.

ネイティブは謝罪の後に「Are we good?」と私たちの関係はもう大丈夫?平気?と確認したりすることもありますよ。
謝罪にも沢山の表現がありましたが、一番重要なのは「あなたの気持ち」です。
言葉だけ並べても相手には通じません。
本当に申し訳ないと感じているなら、自分の気持ちをリアルに伝えれるように声量や表情にも気をつけておきましょう。
当たり前ですが、ぶっきらぼうなsorryは反感をかいます。
