
WhenやIfって接続詞としてどうやって使ったらいいの?
そもそも接続詞ってなに?

文と文をつなぐ役割を持つ言葉を「接続詞」って言うんだよ。
日常会話でも接続詞を使ったほうがもっと長く話せるようになるよ。
みなさんは英語の接続詞の使い方は知っていますか?
また自分の知識はスピーキングへ活かせていますか?
今回は日常でよく使う「when」や「if」の基本を英語初級者でも簡単に理解できるようにわかりやすく解説します。
接続詞ってなんで使うの? 役割と理由を解説
接続詞は文と文をつなぐ役割をもっています。
言い換えたら「文節という島をつなぐ橋」みたいなものです。
例文でwhenを確認してみましょう。
- I eat breakfast when I have time. (私は時間があるときに、朝食を食べます。)
上の例文には2つの文節 (主語+動詞)が あります。
みなさんどれとどれかわかりますか?

I eat breakfastとI have timeかな?

そうだね!この2つの文をwhenで繋いでるんだ。

つまりwhenは2つの異なる文節を繋ぐ橋みたいなものね!
接続詞の役割は分かったけど、そもそも接続詞ってなんで使わないといけないのでしょうか?
英文は「主語+動詞+目的語/補語(など)」で構成されています。
- I eat breakfast. (私は朝食を食べます)
ここにもう1文、I have time (私は時間がある)という文をそのまま入れることができません。
2文を1つにまとめるには「接続詞」を使ってお互いを橋でつなぐ必要があります。
上の例文ではwhenが橋になっているので、2つの分を繋いで1分にまとめています。
接続詞の基本的な使い方 (when/if/becauseなど)
◾️接続詞の基本的な文法
パターン①
主語+動詞+目的語(など)+接続詞+主語+動詞+目的語(など)
パターン②
接続詞+主語+動詞+目的語(など), 主語+動詞+目的語(など)

接続詞を文頭にもってくる時は、文節の間に「カンマ」を置くよ!
パターン②は会話でよく使うよ!(会話ではカンマはないけど)
英語 接続詞一覧
英語にはいろんな接続詞が登場します。
よく使われる接続詞をリスト化してみました。
- when – 〜のとき
- if – もし〜なら
- because – なぜなら〜
- but – しかし〜
- however – しかしながら〜
- and そして〜
- or または〜
- as (いろんな意味がある)
- so – だから〜
- anyway – とりあえず〜
- after – 〜の後
- before – 〜の前
- until/till – 〜までずっと
今回は時制の縛りがあったり法則が特殊な「when」と「if」について詳しく解説していきます!
わかりやすいwhenの解説
Whenは「〜の時」という接続詞でしたね!
- I eat breakfast when I have time. (時間があれば朝食を食べます)
- When I have time, I ate breakfast. (時間があれば朝食を食べます)
この例文の時制は「現在形」ですね。
現在形はいつもの習慣を表しているので、この例文は時間があれば朝食を食べているという習慣を表現しています。
- I ate breakfast when I had time. (時間があった時にご飯を食べていました)
- When I had time, I ate breakfast. (時間があった時にご飯を食べていました)
この例文は「過去形」ですね。
現在形と同じで過去の習慣を表しています。
どちらも時制は過去形で統一されています。
◾️Whenを使って未来について話す場合
- I will call you when I arrive in my house. (家に着いたら電話するよ)
- When I arrive in my house, I will callyou. (家に着いたら電話するよ)
I will call youは未来形で電話するよっていう意味ですね!
When I arrive in my houseも「家に着いた時」なので未来の話です。
でもarriveにはwillもgoing toも未来形の文法は何もついていません。

本当だ!未来のことなのに未来形の文法がない!なんで?
Whenは未来の意味を既に含んでいるので、未来形は付けないというルールがあります。
またWhenの後はそのまま現在形をおきます。動詞の原形ではないので3単現のSが必要な場合は忘れないようにしよう。

現在形だけどwhenの後ろで未来の意味をもつ箇所に色をつけてるよ!
- I’ll go out when it stops raining. (雨が止んだら私は外出します)
- When you come to Osaka, please let me know. (大阪へ来たら知らせてね!)
- They will be very busy when the party starts tonight. (今夜パーティが開始したら彼らは大忙しだ)
Whenの後に未来の意味を持たせたかったら、未来形ではなく現在形をおきましょう!

◾️Whenを使って未来完了を表す場合
未来のある時点で「動作を完了した」と言いたいときは、
When + 主語 + have/has + 過去分詞をおきます。
- Can we go out when you have finishedyour homework? (宿題が終わったら出かけない?)
- Let’s eat this cake when they have arrivedhere. (彼らがここに着いたらこのケーキを食べよう)
「宿題が終わる」という行為が完了してから、次の行動が「出かける」が始まります。
「彼らがここに着く」が完了してから、次の「ケーキを食べる」が始まります。
Whenの後の動詞がちゃんと終わってからというニュアンスがあります。
現在ではこの未来完了形は現在形を使って表すことも多々あるので、頻出度は少ないですが、よりスピーキング力を伸ばしたい中級者はしっかり覚えておきましょう。
このような文法が他の人と差をつけるポイントとなります。
わかりやすいifの解説
中学英語で「Ifは仮定法」として習いましたよね?
「もし〜だったら、〜します」のように仮条件を提示し、その条件内でどのような答えを出すかというものです。
- If I have time, I will go shopping later today. (もし時間があったら、あとで買い物に行きます)
Ifにもwhenと同じで、未来形としての役割が備わっており、If + 主語 + 現在形動詞となります。
If you willなどのようにifの後に未来形は使えないので注意しましょう!
[例文]
- If I go to the Japanese restaurant, I will order Sushi. (もしその日本食レストランに行くなら、寿司を頼むよ)
- We will go out if it’s not rainy tomorrow. (明日雨じゃなかったら出かけよう)
- Please let me know if you are available at 3pm. (午後3時に空いてたら教えてね)
If と whenの違い
Ifを使う場合は、可能性がwhenよりも低いときが多いです。
- If you have time, I will visit your place. (もし時間ができたら、行くよ多分)
- When you have time,I will visit your place. (時間ができたら行くね!)
If節には多分というニュアンスも入っているので、可能性が低い場合はifを使えば大丈夫です。
接続詞で応用スピーキング会話
ASH:
Hey Mark! What’re you doing? (マーク!なにしてるんだ!)
If we don’t hurry, we’ll be late for our class!(急がないと授業に遅れるぞ!)
MARK:
Oh sorry, I’m gonna be late. Please go first. (ごめん、遅れるわ。先に行ってて。)
ASH:
Okay, please let me know when you arrive in the school.(分かったよ。学校に着いたら連絡しろよ)
I will meet you, then. (またその時にな!)
MARK:
Thanks, but I won’t come till I finish my assignment.(ありがとう、でも課題が終わらないと行けないけどね。)
以上、接続詞whenとifの解説でした!
使いこなせると会話のボリュームが大きくなるのでスピーキング力も向上しますよ!
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