日常会話で使う頻度の高い助動詞ナンバー1のShouldを徹底解説しています。
Shouldの基本的な意味や使い方、またshouldと同じように使える別の表現を学ぶことで、表現の幅が広がりスピーキング力もアップします。

shouldはいろんな使い方があるので2回に分けて解説をするよ!
Shouldの基本的な意味と使い方 (肯定・否定・疑問)
Shouldと聞くと「〜すべきだ」という日本語訳を真っ先に思い浮かぶ人も多いと思いますが、助動詞は訳ではなくイメージで覚えてこそ会話で使えるようになります。

ASH式イメージ活用術!
助動詞shouldのイメージは「自分の意見」、つまりあなたの思っていることです。イメージは自分の意見「〜した方がいいと思うよ!」って感じだね!
shouldの肯定文の例
主語 + should + 動詞の原形~
(~すべきだと思う)
- I should take a shower now. (今シャワーを浴びないと)
- We should eat lunch before going out. (出かける前にランチを食べよう)
- Your hands are dirty. You should wash them first. (手が汚いよ!先に手洗いしてね!)
このようにshouldを使うときは自分の意見を述べるという意味合いがあります。
周りのルールに関係なく、自分がそうすべきと思っていること(提案)を表現しています。
[should vs have to vs must]
I should go home early today.
(自分の意思で:早く帰宅すると思っている)
I have to go home early today.
(親の指示、用事など外的要因で:早く帰宅しないといけない)
I must go home early today.
(規則または強い意思で:早く帰宅しないといけない)
Shouldはhave toやmustよりも強くない表現と習っていますが、決して優しい丁寧な表現ではありません。どちらかというと強い表現の部類に入るので、多用してしまうと聞き手から「この人上から目線、自己中、うっとうしい」と思われることもあるので注意しましょう。
have to と mustの使い方はこちら⬇︎
shouldの否定文
主語 + should not (shouldn’t) + 動詞の原形~
- I shouldn’t eat chocolate at midnight. (夜中にチョコを食べるべきじゃない)
- You shouldn’t stay up late tonight. You have to wake up early tomorrow for your trip. (今夜は夜更かししないで!旅行で明日は朝早いよ)
- You should NOT be late at your class anymore! (もうクラスに遅れないでね!)

会話中はshouldn’tを良く使うけど、否定を強調する場合は敢えてshould notと言うよ!
notをゆっくり強調して発音するんだ!

notの代わりにnever「絶対に/2度と」という言葉を置くこともできるよね!
We should never come to this restaurant! All the food we ate was not delicious at all.
(このレストランに2度と来ないぞ!食べたもの全部まずかった!)
◾️I thinkとI don’t thinkを一緒に使う!
Thinkを使うことでshouldを若干やわらかい表現に変えることができます。
- I think we should leave here earlier to catch the train. (肯定文)
- I don’t think we should eat dinner first. Let’s wait for Max and Lisa. (否定文)
Thinkを一緒に使う場合は、shouldを否定形にすることはないので気をつけましょう!
肯定文か否定文かの区別は文頭にくる I think, I don’t thinkで決まります。

I think we shouldn’t eat dinner first. Let’s wait for Max and Lisa.とは言わないよ!
shouldの疑問文
Should + 主語 + 動詞の原形~?
〜すべきですか?
- Should I bring my camera for the next event? (次のイベントに自分のカメラ持ってきた方がいい?)
- Should we order our meals first or wait for the other friends? (先に食べ物オーダーすべきかな?それとも残りの友達も待ってようか?)
疑問文でもthinkはよく使われます。
Do you think (if) 主語 + should + 動詞の原形〜?
Do you think we should go to the Japanese restaurant or Chinese restaurant?
(日本食レストランに行く?それとも中華?どう思う?)
Do you think we (should) go shopping tomorrow?
(明日買い物に行くのって良いアイデアかな?)
Should have done (過去の後悔を表すshould)
Shouldの応用編になりますが、過去に起こったことに対する後悔を表すことも可能です。
主語 + should have + 過去分詞~
〜すべきだった
この表現は過去の後悔を表すので、実際には行っていないというニュアンスが含まれます。
I should have woken up earlier this morning. I missed the bus.
(今朝もっと早く起きれば良かった。バスに間に合わなかった。)
*朝早く起きなかった
We should have invited Tom for the party. Unfortunately, we forgot.
(トムをパーティに誘うべきだったけど、忘れちゃったな)
*誘わなかった
You should have informed me of your absence for today. (今日の欠席の連絡をすべきだった)
*連絡しなかった

スピーキング中はshould haveを省略してshould’ve(シュッダヴ)と言うのが自然だよ!
should not have done
主語 + should not + have + 過去分詞〜
〜すべきじゃなかった、〜しなかったら良かった
I shouldn’t have been here. It’s closed.
(ここに来るんじゃなかった。閉まっている)
We shouldn’t have spent so much money on this trip.
(この旅行に金をたくさん使うべきじゃなかった)
Shouldの類似表現
Shouldを使う代わりに別の表現でも同じような意味を表せます。
Ought to
Shouldはought toに置き換えることが可能です。
- I ought toapply for this job. (この仕事に)
- You ought not to eat this cake. (このケーキ食べちゃダメだよ)

ought toの否定形はtoの前にnotをつけるよ!
会話であまり使わないけどね!
Had better + 動詞の原形 (~した方がいい)
何か悪いことが起こらないように提案するというニュアンスを持っています。
[医者に診てもらうべきだ]
You should see a doctor. (ただの提案/意見)
You had better see a doctor. (診てもらわなかったら何か悪いことが起きるかもしれないというニュアンス)

had better は主語とくっついてYou’d better~と略して言うことが多いよ!
Might as well + 動詞の原形 (〜しても良さそう)
他に選択肢がない時などに提案する時
- I might as well stay at home today due to the bad weather. (天気悪いし家に居た方がいいね)
- You might as well cancel your trip! You’re still sick. (まだ風邪だし旅行キャンセルした方がいいよ)

天気が悪いと選択肢は家にいるしかないし、風邪だと旅行にいけないからキャンセルした方がいいよね!
その他の表現
- It’s good idea to ~
- You may want to~
- It might be a good idea to~
- It’s better to~