こんにちは！ ASHです！
今日はいろんな種類がある時制「未来形」の使い分けについて解説します。
〜するつもりだ
〜する予定だ
など文法を日本語訳で覚えていませんか？
日本語訳で覚えるとニュアンスの違いが全く理解できないので、シチュエーションに沿ってイメージで覚えるようにしましょう。
この記事は、英語スピーキングでも文法を正しく使いたい方向けに書いています。
5つに分類できる未来形
未来形といわれる時制は主に５の種類から成り立っています。
- 「will」- 助動詞
- 「be going to」- 未来形動詞
- 「be doing」- 現在進行形
- 「will be going to」- 未来進行形
- 「will have done」- 未来完了形
この中でもよく日常で使うのが「will」と「be going to」と「be doing」です。
日常会話において未来形をちゃんと使えるようになりたい方は、まずこの3つの文法を理解しましょう。
未来形って5つもあるの！？
そうなんだ。でも1つ1つ特徴がはっきりしていて思っているよりもカンタンで、日常生活で毎日使う文法だからぜひ使えるようになってほしいな！
助動詞 willの使い方
実はwillは未来形としてあまり使いません。
えっ！？
中学でwillは未来形でbe going toとの言い換えが可能って習ったような気がするけど違うの？
Willとbe going toには大きなニュアンスの違いがあります。
それぞれのイメージは下の通りになります。
Will – 「意思表示やふわふわした自分の意見」
Be going to– 「予め決めていた予定など」
(来年フィリピンへ行くんだ)
I will travel to the Philippines next year.
I am going to travel to the Philippines next year.
日本語訳だとどちらも同じような意味に聞こえますが、実は中身で全然違います。
Willの場合は、来年フィリピンに行くんだという意思表示をしているだけで、本当に行くかどうかはわかりません。その場で決めた感もあります。
Going toの場合は、予めフィリピンに行くことを決めていて、もうチケットも買って準備しているというニュアンスが含まれます。Be going toで言われると、ああもう準備に取り掛かっているんだなって感じになります。
⬇︎「will」の詳しい使い方はこちらの記事を見てください⬇︎
be going toの使い方
be going toは予め決めていたこと、準備していたこと、つまり「予定」について話すときによく使われます。
「明日〇〇するんだ！」とか「来年留学に行くんだ！」とか日常会話で多様する文法になります。
[例文]
- I’m going to study tonight. (今夜は勉強するんだ)
- We’re going to cook lunch together this Sunday. (日曜日にランチを一緒に作るよ)
- They’re going to leave here at 10am tomorrow. (明日午前１０時に出発するよ)
★会話でのテクニック★
be going toは会話の中でほとんど省略形で使われます。
★省略形★
主語 + be動詞 = I’m/You’re/He’s/She’s/They’re/It’s
Going to = gonna + 動詞の原形
例文： I’m gonna play volleyball with my teammates tonight.
(今夜チームでバレーの練習がある)
Gonnaの発音はgənə(米国英語), g`ɔnə(英国英語)となり、ガナでもゴナでも言いやすい方でいいと思います。
be doing 現在進行形も未来の意味になる
現在進行形って今行われていることなどに使うって習ったけど、未来の意味もあるの？
そう！使い方やニュアンスは「be going to」とほぼ同じです。
ニュアンスとしては確実さがgoing toよりもアップします。
今から行おうとしているというイメージからきています。
- We’re drinking together tonight. (今夜一緒に飲むんだ)
- I’m working tomorrow. (明日は勤務日だ)
- *They’re going to the shopping mall this weekend. (週末にモールへ行くよ)
*現在進行形で表す未来形を使うときは、言いやすさも理由にあります。
「I ‘m going to go to the shopping mall」と「I’m going to the shopping mall」だとどちらが言いやすいですか？
Going to go toでgoとtoを繰り返していて気持ち悪いですよね？
特にgoの場合は現在進行形で表すことが多いです。
未来形の疑問文
相手の予定を聞くときはほぼ全ての場合において「be going to」か「be doing」を使います。
これはネイティブの文化でもあり、will you~で予定を聞くことはありません。
Max: Hi Ash, how’re you?
Ash: Hey Max. What’s up?
Max: We’re gonna play football this afternoon. What are you doinglater?
(夕方にフットボールやるぜ、あとで何する予定？)
Ash:That sounds good. I’m gonna buysome food in the mall but I will join it.
(いいね！モールで食べ物を買う予定だけど、そっちにも参加するよ)
[例文]
- Where’re you going this afternoon? (夕方はどこか出かけるの？)
- What’re you gonna do tomorrow? (明日何か予定ある？)
- Are you playing soccer later? (後でサッカーやるの？)
- Are you traveling to Italy next Month? (来月イタリアに行くの？)
未来進行形と未来完了形
会話ではそこまで使わないけど、この２つの文法も使えたらスピーキング力がもっと向上すると思います。
使えないより使える方がいいですよね！
難しくないので、さらっと見ていきましょう。
未来進行形 will be doing
未来進行形は未来のある一定期間に繰り返し行われている状態、つまり未来で物事が進行しているときに使います。
想像してみてください。
明日の夜７時ごろにあなたは何をしています？
私はその頃にはご飯を食べていると思います。
出来ました！未来進行形！
明日の７時にご飯を食べている最中が未来進行形です。
- I will be eating dinner at 7pm tomorrow.
I’m going to eatだと、７時にご飯を食べますという予定を話しているけど、will be eatingでよりご飯を食べているというイメージができます。
より詳細に情報を話すこと、また同じ文法ばかり繰り返すのは良くないので、未来進行形も時々会話で使うことによって、より幅広い会話が可能です。
特にビジネスの場において、未来進行形はよく使われます。
I’ll be taking about my project…. (今からお話ししますプロジェクトでございますが、、、)
未来完了形 will have done
未来完了形は未来のある時点で完了していることに使います。
イメージは「未来のそのときにはそうなっている」今はまだ違うけど。という感じです。
例えば、
夜１０時に仕事が終わっているだろう。
I’ll have finished my work around 10pm tonight.
この家に住んで明日で１０年経つな。
I’ll have stayedin this house for 10years tomorrow.
未来進行形も未来完了形もwillを使っているので、「なんとなくの予想」という意味合いもあり、頭の中で想像しているようなことを言う場合に使うときもあります。
１０時に仕事が終わるのは確かではなく、自分がそう思っているだけなど。
このように、普段からめっちゃ使う文法とたまにしか使わない文法もありますが、英語上級者はさまざまな文法や単語を使い分けています。
同じ文法ばかり使うと相手も飽きるので、必要ない文法と区分せず、積極的に会話の中で取り入れてみてください。
それが英語スピーキング力の向上への近道です！
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