
Hey Kiki! How are you?

え〜っと、I’m fine thank you and you?
このやり取り、違います。
間違えた人は”How are you?”の正しい答え方を学びましょう!
ってことで今回は英語ネイティブスピーカーから教わった「How are you?」の質問や答え方をシェアしたいと思います!
How are you?は挨拶の基本中の基本なので、留学に行く人やオンライン英会話をやっている人はうまい言い返しを覚えておきましょう!
I’m fine thank you and youは使わない?
私も長年英語学校で働いていますが、”I’m fine thank you, and you?”は聞いたことがありません!
嘘です。
あります。
日本人学生から。。。
私たち日本人は中学英語でHow are youと聞かれたら、I’m fine thank youと答えると学習してきたので、もうそれが頭に残っていて、質問されたら自動的に使ってしまいます。
ですが!!
この表現”I’m fine thank you”は日常で滅多に使わない表現なので、この表現で返事をしてしまうと「えっ本当に大丈夫?」「なんかあったの?」と心配されることもあります。
うまくコミュニケーションが取れないので、挨拶で使うのは気をつけた方がいいでしょう。
FINEの意味を知ってほしい
[日本語訳としての意味]
- 大丈夫です。
- 結構です。
- わかった。
[ニュアンスとしての意味]
- 心配された時の大丈夫
- 妥協する時の大丈夫
- 何か勧められた時の大丈夫 (拒否)

なんかfineって大丈夫って意味だけどネガティブな感じがするね〜。
- I heard you got hurt. Are you okay? (怪我したんだって?大丈夫?)
- Thanks, I’m fine. (ありがとう、大丈夫だよ。)
- I’m sorry we don’t have any available tables for the two of you. (申し訳ございませんが、2名様をご案内できるテーブルは満席でございます。)
Could you wait for 15mins? (15分ほどお待ちいただけますか?) - Well, we’re fine. (う〜ん、わかりました。)
- Do you want more beer? (ビールいる?)
- No, I’m fine. (ううん。大丈夫いらないよ。)
イメージでとしては悪くもないが良くもないが、別に大丈夫というちょっと冷たさも感じる表現になります。
*シチュエーションによります。
日常的にHow are you? (元気?)と聞かれて
I’m fineって言ったら「別に大丈夫だけど何?」みたいな感じになってしまいます。
何か悪いことが起こって、””How are you?” (大丈夫?)と心配してくれてるのであれば、fineでも問題ありません。
How are you の意味
How are you? はお元気ですか?と日本語で訳されていることも多いですが、実はそうでもないんです。
ネイティブや英語圏ではHow are you?を毎日使うのに、毎日お元気ですか?って聞くのはちょっと変ですよね。
実はHow are youには複数の意味が込められているので、シチュエーションによって変化する表現になります。厄介な表現だなって思う方もいるかもしれませんが、逆に考えると毎日使えてとても便利な表現となります。
How are you の意味を例文で確認
お元気ですか? (久しぶりに会った時)
やあ! (Hiのような掛け声) ◀︎1番使われています。
大丈夫? (相手に何か起きて心配している時)
では会話例で確認してみましょう!
まず1番使われているパターン
①クラスメートや同僚とすれ違ったりした時
Hey Ash, how are you?
Hi Mark! How are you?
How are youで聞かれているのにhow are youで返している!

ネイティブでは当たり前の会話なんだ!
この場合はHelloやHiのような感覚で使っているので、いちいち”I’m good”のように答える必要がないんだ!
②相手のことが心配な時
- It was an exhausting day yesterday! (昨日は超疲れたね!)
How are you today? (もう大丈夫?) - Yeah I’m fine now. (今は平気さ!)
Are you okay? のようなニュアンスです!
一応、他の答え方の基本表現は載せておきましょう!
あまり積極的に使わなくても大丈夫ですよ!
How are you? と聞かれたら、、、
- How are you?
- I’m good.
- I’m great.
- I’m fine.
- I’m tired.
- I’m sleepy.
- I’m excited. (ワクワクする)
- I’m happy.
I’mを略して、Good! Great!だけでも大丈夫です。
友達に向けて使ってみてください。
How are youの種類
How are youに似たような質問は他の表現でも表せます。
◾️How are you doing?
こちらはdoingがついている表現で、how are youとほぼ同じかより砕けた感じです。
答え方は現在進行形で聞かれているのでI’m doing greatとかが基本となります。
◾️How’s it going?
こちらはあなたではなくitが主語になっています。
Itは何を指しているかというと、特に決まっているわけではなく、生活のこととか、何か特定の状況下では「それ」という特定のものを指しています。
◾️How have you been? / How have you been up to?
こちらは現在完了形なので久しぶりに会う時など、過去から今までに何してたの?どうだった?というニュアンスが入っています。
◾️What’s up?
この表現は、直訳すると何かニュースない?みたいな感じになりますが、要するにHow are you?に似たような表現です。とても砕けた言い方で、What’s up?と言われたら、Not muchのように「特に」と素早く返す方がいいですね!
ただ、何か問題が起きている最中にも「What’s up, guys!?」何かあったの!?と聞くことができるので、場面で判断してください。
*英語は数学はないので、様々なシチュエーションで、様々なニュアンスで上記の表現が使えます。
How are you? の上手な答え方 (スピーキング力アップ)
ではHow are you? と聞かれてどんな会話をしたらいいのでしょうか?
会話例を見てみましょう!
Mary: Hi how are you doing, Ash? (こんにちは、アッシュ!)
Ash:Hi Mary, how are you? (やあメアリー!)
I’m on my way to my class. See you later! (教室に向かうところなんだ!またね!)
Mark: Hey Ash, how are you? (ちわっアッシュ!)
Ash: Hey Mark, How are you? (よう!マーク!)
I heard you’ve bought a new bike. (新しいバイクを買ったって聞いたけど?)
Why don’t you show it to me? (俺に見せてよ!)
こんな感じで、How are you?で聞かれたらHow are you? 返しをしたらいいんです!
これはHiと言われてHiと返答するのと同じようなニュアンスです!
またその後は自分のことなど何かについて話題を作って話す習慣もあるので、たまたま道ですれ違った場合はすぐに会話を終了してもいいですが、仕事場、教室や時間がある時などは何かについて話すことも忘れないようにしよう!
英語初級者の人は、How are you?に対しての答え方に迷っていたり、何を言ったらいいのかわからないという問題がありますが、何もなければHow are you返し、ランチが美味しかったとか綺麗な花を見つけたとか宿題難しかったなど、何でもいいので言えることがあれば自分から話してみよう!慣れるとコミュ力がアップしますよ!
